各種統合開発環境
Visual C++ 2005 Express Edition
- まず Visual C++ 2005 Express Edition を立ち上げます。
「スタート」→「すべてのプログラム」→「Microsoft Visual C++ 2005 Express Edition」→「Microsoft Visual C++ 2005 Express Edition」で起動します。
- 一つの実行可能なプログラムを作るために、プロジェクトを次のように毎
回用意します。
- 「ファイル」→「新規作成」→「プロジェクト」
- 「新しいプロジェクト」ダイアログで、プロジェクトの種類は「Visual
C++ プロジェクト」を選び、テンプレートは一番下にある「空のプロジェクト
(.NET)」を選びます。
プロジェクト名は適当につけて下さい。
- OK を選びます。
- もし、ソリューションエクスプローラが表示されてなければ、「表示」→
「ソリューションエクスプローラ」でソリューションエクスプローラを表示さ
せておきます。
- ソリューションエクスプローラ中の「ソースファイル」を右クリックして、
出てきたメニューに対して、「追加」→「新しい項目の追加」を選びます。
- 出てきた「新しい項目の追加」ダイアログで、テンプレートで「C++ ファ
イル」を指定し、ファイル名に「hello.c」など作成したい C 言語のファイル
名をそのまま入れます。
- 画面にそのファイルの入力欄が出てきたらプログラムを書き込みます。
- 「プロジェクト」→「○○(プロジェクト名)のプロパティ」でプロパティ
ページを開き、次のように設定します。
- プリコンパイル済みヘッダーで、「プリコンパイル済みヘッダーの作成/
使用」を「使用しない」
- 詳細で「コンパイル言語の選択」を「C コードとしてコンパイル」
- プログラムの入力が終ったら、「ビルド」→「ソリューションのビルド」
でコンパイルし実行ファイルを作ります。
- 「デバッグ」→「デバッグなしで開始」でプログラムを実行します。
Borland C++ Builder
- Borland C++ Builder を起動します。
- 「ファイル」→「新規作成」→「その他」を選びます。
- 「新規作成」ダイアログで「コンソール ウィザード」を選びます。
- 「コンソール ウィザード」ダイアログで「ソースの種類」は C を、マル
チスレッドのチェックボックスは外します。
プロジェクト、プロジェクトグループを置く場所を設定します。
- 「表示」→「プロジェクト マネージャ」を開きます。
- プロジェクトグループ名で右クリックし、「新規プロジェクトを追加」を
操作することで、実行ファイル一つに対して一つのプロジェクトを用意します。
- 各プロジェクト名で右クリックをし「追加」を操作することで、関連する
C のファイル(ヘッダファイルを除く)をプロジェクトに追加します。
- プロジェクト名を右クリックし「メイク」を選ぶことでプロジェクトを作
成することが出来ます。
- プロジェクトマネージャの左上にアクティブにするプロジェクトを選ぶ欄
があります。これを実行したいプロジェクトに合わせ、「実行」→「実行」を
選ぶことでプロジェクトを実行できます。
- Borland C++ Builder のコンソールアプリケーションを実行すると、終了
と同時に画面が消えてしまい、実行結果を見ることができません。
そこで、 main() 関数の最後に getchar(); などキー入力待ちになるようなコー
ドを付け足します。
DEV C++
- 「File」→「New」→「Project」を選びます。
- 「New Project」ダイアログで、Console Application を選び、 C
Project を選びます。
- プロジェクト名を右クリックして、「Add to Project」や「New file」を
選び、 C のソースをプロジェクトに加えます。
- 「Execute」で「Compile」でコンパイル、「Run」で実行します。
- DEV C++ でも Console Application を実行すると、終了と同時に画面が
消えてしまい、実行結果を見ることができません。
そこで、 main() 関数の最後に getchar(); などキー入力待ちになるようなコー
ドを付け足します。
- DEV C++ ではプロジェクトを一つしか扱えないので、テストプロジェクト
と本番のプロジェクトは別々に管理します。
坂本直志 <sakamoto@c.dendai.ac.jp>
東京電機大学工学部情報通信工学科